カスカーダ

この曲はパラグアイの音楽で、「アルパ」というパラグアイのハープを使った曲です。「ハープ」はスペイン語では「アルパ」となりますから、別の名前というわけではないはずですが、普通のハープよりは小さくて半音が出せないそうなので、使い勝手もずいぶん違うようです。

『カスカーダ』は、スペイン語で「滝」という意味です。英語のカスケードといっしょですね。この曲は滝が流れ落ちる様子をアルパで表したものです。イグアスの滝のような大きな滝という感じではなく、白糸の滝のような繊細な滝を思い浮かべます。

音階を一気に駆け上がったり下がったりして弦をなぜていく奏法をグリッサンドというようですが、これがアルパのきらめくような音と相まって、清冽な水の流れに神秘的なものを感じます。この曲はアルパの魅力を最大限に引き出している曲だと思います。そして、後打ちのように入ってくる音が下に落ちて跳ね返る滝の水を表しているように感じています。

この曲を初めて聴いたのはかなり前のようです。私の記憶ではテレビの天気予報か何かのバックグランドに滝の映像とともに流れていたような気がしています。おそらく高校か大学のころだったと思います。歌声はなく、インストゥルメンタルのみでした。たいへんすばらしい名曲だと思いますが、ユーチューブにはあまり出ていないのが残念です。

この曲を作曲したのは、ディーニョ・ガルシアというパラグアイのアルパ奏者のようです。ウィキペディアで調べてみましたが、アルバムの発表ぐらいのデータしかでていません。

映像のタイトルからおそらくディーニョ・ガルシアの演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=7ztEVEv2KeM

日本のアルパ奏者の第一人者、上松美香の演奏です。
https://www.youtube.com/watch?v=vzT2HcV7fOI

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